勇者「狩人に魔法使いをNTRれたんだよ!」 まおう「えぇ!?」

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33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:35:00.37 ID:U9ntf1q60 勇者「大丈夫みたいだな」 まおう「はい、何故かは分かりませんが」 勇者「本当にあの魔王の娘なのか?」 まおう「もちろんですっ。このいげんで判りません?」 勇者「無い胸張るな」 まおう「中に入るにも理由が要るんですね」 勇者「この街では昔からの事だが、魔王が死んでからはどこの街でもそうなっている。     あのジジイが言ってる事は何も間違っちゃいないんだ。     魔王と言う存在は大きな災いであると同時に、強力な抑止力でもあったんだ。     おかげで今は小さい力を寄せ集めた悪党が幅を利かせている。     だからお役所や守衛たちは神経を尖らせ、さらに力のない民衆は余計に困窮している」 まおう「お父様も人間の役に立っていたのですね」 勇者「間違っちゃいないが正解とは言わない」 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:37:11.54 ID:U9ntf1q60  門を抜けてしばらく歩く。砂嵐が壁を遮ってくれているおかげか、街中では風景や物がとても鮮明に見える気がした。 まおう「勇者さま勇者さま! これ何ですか!」  まおうは市場の軒先へと一直線に走って行く。こんな時だけ無駄に早いのはやはり子供らしい。 勇者「この辺で栽培されるサボテンリンゴだな。食感は気持ち悪いが、水分補給になるし味も悪くない」 まおう「そうなのですか! あーむぐっ」 店主「おい嬢ちゃん! 勝手に食べちゃダメだよ」 勇者「だぁーすみません! コラちょっと来いバカ」 まおう「あぁー痛いですっ! 耳は引っ張らないで!」 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:38:43.24 ID:ADYUvYhIO >>28 氏ね まおうがたらちゃんになったじゃねえか
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