きつねの子

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小さい頃から、ランドセルを背負って子供に化けて、小学校に行くきつねの子供を想像していました。 一生懸命人間らしく振る舞っても、心はきつねだから、みんなが泣いても意味がわからない。 みんなが怒っても意味がわからない。 薄氷を踏むような毎日です。 きつねの子は、私です。
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