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僕の名前は北 隆明、
ごく普通の中学3年生だ
ちょっと違う事といえば
私立の中学校に通っていることぐらいだ
みんなは、すごいと言うが
僕は満足していない
親は公立の中学校の方がいいという僕の意見などには耳も貸さず
勝手にエリートの道を決めてしまったのだ
そんな僕にある日、ある小包がとどいた。
その小包にはこう書かれていた。
『Dream Game
北 隆明さま』
「俺あてに小包?」
開けてみると携帯電話ほどの大きさで、スマートフォンのような大きな画面のゲーム機のようなものが入っていた。
「なんだ、これ?」
一緒についていた説明書を見ると、
『ようこそDream Gameへ
ここでは、起動方法を説明させていただきます。
1.画面下のボタンを押してください。
2.次に、指紋認証を行いますので画面に人差し指を押し付けてください。
3.次に、画面上から強い光が出ますので、よく見ておいてください。
以上で説明を終わります。』
「はぁ?俺こんなゲーム頼んだ覚えないぞ!」
と言いつつ好奇心で、画面下のボタンを押してみた。
ボワン
画面がついた。
「次に指紋認証か・・・」
いたずらだと思いながらも、画面に人差し指を押し付けた。
すると、
『指紋確認』
「おお、認証できた・・・」
すると同時に、画面から強い光が放たれた。
「うわっ!!」
隆明は、意識を失い深い眠りについた。
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