出会い

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「・・・・・・・・・。」 目を開くとそこは見たこともない、ほこりっぽい小さな小屋の中だった。 隆明の手には、しっかりと謎のゲーム機が握られていた。 「どこだここ?」 すると、隆明が持っていた謎のゲーム機の液晶が光った。 「うわ!!」 『ようこそDream Gameへ  この機械の名前をThe Dream Maker  通称TDMといいます。  まずはじめに、あなたの属性を2つ選択してください。  尚、後から属性を変えることはできないので、慎重に選択してください。           (次へ)        』 (次へ)のボタンを押すと同時に新しい画面が開いた。 『火属性 水属性 雷属性 氷属性 石属性 木属性 光属性 毒属性・・・・・・・・・・・・』 そこには何百種類という選択項目があった。 隆明は、この状況になぜ冷静でいられるの不思議に思いながらも、属性を選択した。 「やっぱ、ここは火と光だよな・・・。」 火と光を選択し(次へ)のボタンを押した。 『あなたの体力や知力の能力値で換算したレベルは6です。  机の上には箱があり、こちらで用意した武器が入っています。  尚、武器はランダムですので、ご了承くでさい。  では、まずは友達を作りましょう。  この外に、Dream広場がありたくさんの人がいます。    グループを5人登録すれば、ミッションに参加できます。  ゲームを中断するには、TDMのホーム画面に中断の項目があります。  それを押すと、画面上から強い光が放たれますのでよく見ておいてください。  毎日、ゲームで100ドリームポイント(dp)以上を稼がなければ中断できません。  一日でもそれを欠かすと、現実世界に帰られなくなりますので、ご了承ください。  それでは、いってらっしゃい』
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