0人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・・・・・・・。」
目を開くとそこは見たこともない、ほこりっぽい小さな小屋の中だった。
隆明の手には、しっかりと謎のゲーム機が握られていた。
「どこだここ?」
すると、隆明が持っていた謎のゲーム機の液晶が光った。
「うわ!!」
『ようこそDream Gameへ
この機械の名前をThe Dream Maker
通称TDMといいます。
まずはじめに、あなたの属性を2つ選択してください。
尚、後から属性を変えることはできないので、慎重に選択してください。
(次へ) 』
(次へ)のボタンを押すと同時に新しい画面が開いた。
『火属性 水属性 雷属性 氷属性 石属性 木属性 光属性 毒属性・・・・・・・・・・・・』
そこには何百種類という選択項目があった。
隆明は、この状況になぜ冷静でいられるの不思議に思いながらも、属性を選択した。
「やっぱ、ここは火と光だよな・・・。」
火と光を選択し(次へ)のボタンを押した。
『あなたの体力や知力の能力値で換算したレベルは6です。
机の上には箱があり、こちらで用意した武器が入っています。
尚、武器はランダムですので、ご了承くでさい。
では、まずは友達を作りましょう。
この外に、Dream広場がありたくさんの人がいます。
グループを5人登録すれば、ミッションに参加できます。
ゲームを中断するには、TDMのホーム画面に中断の項目があります。
それを押すと、画面上から強い光が放たれますのでよく見ておいてください。
毎日、ゲームで100ドリームポイント(dp)以上を稼がなければ中断できません。
一日でもそれを欠かすと、現実世界に帰られなくなりますので、ご了承ください。
それでは、いってらっしゃい』
最初のコメントを投稿しよう!