金子純一
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ひい、ふう、みい、よ、踏切で、 私は貨車をガン見して。 いつ、むう、ななつ、八つ目の、 貨車に純子が乗っていた。 乗せられどこへ行くんだろ、 純子、1人で乗っていた。 夕風冷たい踏切で、 みんなして純子を見おくった。 夜にやどうして寢るんだろ、 母さん純子はいなかった。 どこへ純子は行くんだろ、 ほんとにどこへ行くんだろ。
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