ひとつの区切り

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「花純 一体何が気に入らないの? 私達が引っ越してから なんの連絡もして来ないって どおいう事? この際だから 白黒はっきりつけてよ! 嫌いなら嫌いだって 言えばいいじゃない! 私はグレーは嫌い!!」 あれから1度も連絡を入れないアタシに 嫁としてどおなの? そんなに嫌いなの? 自分達の心配をしない嫁。 言いたい事あるなら言えばいい!! あの壁を 自分中心で乗り切ったと 退院したての舅に クドクド言ってた姑が まだ そこにいた・・・・・ 「花純も 生活でいっぱいいっぱいなんだ。 俺がまめにおふくろ達に電話するから それでいいじゃないか!」 「花純の本心が聞きたいのよ!!」 アタシは・・・・・・・ だんまりを決めこんだ。 話したくなかった。 何もかも 自分の感情をぶつける事は 姑と 同じになる・・・・・・ 瑞希も 困る。 それだけは嫌・・・・・・
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