2話 帰国!? もう一人の幼なじみ!

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「おーい!!」 すると少年は片手を放して手を振った。 「うわ~片手放してるよ!!」 「危ない!」 「ちっ、あのバカ!!」 そう言うと少年の元へと走る。 「あのバカ?」 「おお、守!!久しぶりやな!!」少年はブンブン手を振る。 「バカ!!枝が折れるだろうが」だが遅かった。 ボキッ と枝が折れて少年が落ちてくる。 「もうだめ!!」 春は顔を伏せた。 「…!!」 ドサッ 「何がおきたの?」 と春が聞いた。 「…!守、純!!」 私は二人の元へ走った。 二人とも気を失っていた。 保健室に運ばなきゃ! 守の手を私の肩へ回って、持ち上げた。 春ちゃんも手伝ってくれた。
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