2話 帰国!? もう一人の幼なじみ!

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「妃~奈!」 その声に起こされて私は目を覚ました。 「う~ん…純?」 何で純が私の部屋にいるのか分からず固まっていた。 「妃奈、学校って何時から?」 「えっと8時半からだけど?」 「じゃあもう遅刻やで!」 その言葉で私も飛び起きて時計を見ると8時15分だった。 「遅刻しちゃう!!」 私は慌てて学校に行く準備をしる。 「ほらっ、純早く!行って来ます!!」 玄関のドアを開けると守は居ない。私には相当ショックだった。 「…昨日あんな事あったんだもんね。」 そう納得した。でも何故か悲しくて涙が出てくる。 「お待たせ!…妃奈、泣いてるんか?」 純にそう言われ私は涙を拭いた。 「ううん!何でも無い…早く行こう!!」 「…?そうやな!」 今日は何だか学校に行くのに足が重たく感じた。
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