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あれからどれくらい歩いただろう…私達は道に迷っていた。忘れてたけど、私は超方向音痴だ。
「う~。学校に着かない…!」
「まだ方向音痴治って無かったんか!」
「そうなの……ごめん。」
「べ、別にいいで!」
純の顔が何故か赤かったのが少し気になった。
「ハァハァ、こんな所にいたのか!」
息を切らして守が聞こえて来る。それを見て私は顔を真っ赤にさせた。それを見て守は、
「別に心配で来たんじゃねぇぞ!!……って泣くなよ!」
「ふふっ、泣いて無いよ!」
「ちゃんと付いて来いよ!」
「うん!!」
二人の様子を見ていた純は、少し怒ってるように見えた。
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