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学校に着いた時には3時間目の授業中だった。
「ごめんね!途中で授業抜けさせちゃって…。」
「別にお前ら探しに行ったんじゃねぇよ!」
「ふふっ、照れちゃって!そう言えば純はどこのクラスだろ」
「そう言えばそうだな!」
自分達で考えても分からないので職員室に向かった。
「風真先生、あの遅れちゃいました。すいません。」
「ああ、今度は気をつけろよ!…君は転入生か?君も同じクラスだ。よろしくな!!」
風真先生の隣にいる厳しそうな先生が私達の方を見る。
「あなた達、用がすんだらさっさと教室に戻りなさい!!」
「す、すいません!」
逃げるようにして職員室を出て、自分の教室に向かう階段を上がる。
「ハァ、あの先生怖いね!」
私は息を整えて言った。皆同じ意見らしく、
「ああ。あの先生1年の学年主任らしいぜ!」
「そうなの!?…目付けられたらかな?」
それも心配だったけど、初授業で遅刻なので教室に向かった。
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