2話 帰国!? もう一人の幼なじみ!

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ガラガラガラ! ドアを開けると皆が一斉に私達の方を見た。 「あっ、妃奈おはよう!!」 こんな状況で普通に話しかけてくる何てすごいなと思いながら、 「ぉはよ!…春ちゃん」 教室では国語の時間だった。先生が私達を睨みつけていた。 「…遅い!廊下に立ってろ!!」 今時遅刻したからって廊下に立ってろ!何て言わないだろうと思いながら、 「…はい。」 反抗せずに素直に従った。廊下に出て立っていると守が話しかけて来た。 「あの先生、学年主任の先生の次に怖いらしいぜ!」 さっきから聞いてるけど、守は何故か先生の事に詳しい。 「守、私達新入生なのにどうして詳しいの?」 「ああ。先輩から聞いた。」 「先輩?」 昨日、守は私達とほとんど一緒にいたはず。その時 キーンコーンカーンコーン! チャイムが鳴って3時間目が終わった。
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