2話 帰国!? もう一人の幼なじみ!

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チャイムが鳴ってしばらくすると先生が出て来た。 「君達、明日は遅刻が無いように!」 そう言ってスタスタと行ってしまった。 「明日?…って事は明日もあるの?」 私は守に聞いてみた。 「そうじゃねえの?とりあえず中入ろうぜ!」 廊下は寒いので教室に入る事にした。 教室に入ると春ちゃんが何やら掲示板を見ていた。 「あっ、妃奈!体育祭同じチームだよ~♪」 そう言って私のほっぺたを人差し指で押す。 「体育祭…?」 「そう。5月にあるみたいだよ!チーム分けは後ろの掲示板」 私は後ろの掲示板に貼ってある一枚の紙を見た。 「赤組、私と春ちゃんと純!」 読みあげた時分かってしまった…守は一緒のチームじゃ無い」 「残念だねぇ~妃奈と同じチームになれなくて♪」 意地悪く春ちゃんが守に言った。 「べ、別に残念じゃねぇ!!」 その言葉に私は少し傷ついた事を守は知らない…。
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