第1章-出会い-

5/5
前へ
/166ページ
次へ
~次の日~ 葉月は今日も保健室に向かって いる。 ~保健室~ ガラガラ… 葉月「失礼します」 先生「やっぱり来たわね! じゃあ寝てなさい」 葉月「はい」 葉月が毎日来るもんだから、 先生も対応に慣れている。 葉月はベッドに潜り込んで、 眠りにおちた ・ ・ ・ ・ ・ ・ 葉月「…ん…?」 葉月は誰かの話し声で目が覚めた。 よく聞くと、先生と、もう一人 は男の人の声だった。 先生「早く教室に戻りなさい」 男「え、ヤだよ!」 先生「ヤだよ!じゃない! 授業サボりに保健室に来ないで ちょうだい!」 男「いや、サボりじゃないよ!」 先生「さっきサボりって言ったじゃない!」 男「うっ!急に体調が~!」 先生「どうせ嘘でしょ?」 男「バレたか!」 なんとも面白い会話を、葉月は ぼーっと聞いていた。 少しカーテンを開けて、様子を 伺ってみる。 すると、先生と向き合って座る 男の人がいた。 それが、先輩との出会い。
/166ページ

最初のコメントを投稿しよう!

212人が本棚に入れています
本棚に追加