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~次の日~
葉月は今日も保健室に向かって
いる。
~保健室~
ガラガラ…
葉月「失礼します」
先生「やっぱり来たわね!
じゃあ寝てなさい」
葉月「はい」
葉月が毎日来るもんだから、
先生も対応に慣れている。
葉月はベッドに潜り込んで、
眠りにおちた
・
・
・
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・
葉月「…ん…?」
葉月は誰かの話し声で目が覚めた。
よく聞くと、先生と、もう一人
は男の人の声だった。
先生「早く教室に戻りなさい」
男「え、ヤだよ!」
先生「ヤだよ!じゃない!
授業サボりに保健室に来ないで
ちょうだい!」
男「いや、サボりじゃないよ!」
先生「さっきサボりって言ったじゃない!」
男「うっ!急に体調が~!」
先生「どうせ嘘でしょ?」
男「バレたか!」
なんとも面白い会話を、葉月は
ぼーっと聞いていた。
少しカーテンを開けて、様子を
伺ってみる。
すると、先生と向き合って座る
男の人がいた。
それが、先輩との出会い。
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