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男の人は、一言で表すと
『不良』だ。
ピアスを開けていて、
髪の色は茶色に染まっていた。
正直、葉月の苦手なタイプだ。
男「なぁなぁ!いいだろ?俺は保健室でサボりたいんだよ!」
先生「屋上でサボったら?」
男「今冬だぞ!?屋上なんて行ったら凍え死ぬだろ!」
先生「さっきから気になってたんだけど…敬語を使いなさい!」
そう言って先生は不良男の鼻をつまんで引っ張った。
男「痛ててて…!」
葉月は少し微笑んで、ベッドに
戻ろうとした時。
ガタッ
葉月「!!」
葉月はベッドの近くに置いて
あったダンボールを蹴って
しまった。
先生「葉月ちゃん?」
先生がその音に気づいた。
私は渋々カーテンの中から出た
先生「目が覚めたのね!」
葉月(うわぁ…めっちゃこっち見てる…)
不良男は冷たい目線で葉月を
見つめていた。
先生「はい!勇斗!病人がいるからさっさと出て行って!ほら!」
先生が不良男を追い出そうとする。
男「なんだ…病人いんのかよ」
そう言って、不良男は保健室の
出口に向かった。
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