ピエロ

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「ただいまー。」 学校が終わり、俺は帰宅した。 夕方なので母は夕飯を作っていた。 「おかえりー!ネットくんが部屋に遊びにきてるわよー!」 「はいはーい。」 ネットは幼馴染なので、俺がいなくてもよく部屋にあがってくる。 俺は自分の部屋にあがった。 いつものように、ネットはパソコンの前にいた。 「おかえり。タツ!すごいオンラインゲームがドリームからでたぜ!」 「また、オンラインゲームか。お前そればっかだな。廃人が。」 「廃人とは、俺にとっては褒め言葉だぜ!」 ネットはいつものように1人でテンションが上がっている。 そして、なぜかヘルメットをかぶっている。 「なんでお前ヘルメットかぶってんの?」 「よく聞いてくれた。これこそ、ネット廃人である俺たちの夢を叶えてくれた装置である!」 「俺たちって、ネットだけだろ。」 「まぁそんなことはどうでもいい。とにかくタツのも買ってきたからかぶってくれ!」 そう言ってネットは俺に無理矢理装置を被せてきた。 「これなんなんだよー。これ被るとなにが起こるんだよ。」
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