第一章 伝承

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そしてさらに時が過ぎ、人とそれらは新型を倒す為、会議を開くことになった… 人代表は若き青年、後に英雄と呼ばれるジークフリート、 そして竜、獣、鳥、海獣etc. 様々なそれらの“祖”と呼ばれる者が代表として話し合った… その会議ではそれぞれの生存者や兵力等を言い合った… その中で人はとある“石”の事を話した… その“石”は人が試した結果、ある力を手に入れる事ができると言うものだった… 集まった者達が調べた結果、 その“石”を持つ事で、特定の力がそれぞれの種族に宿る事がわかった… 鳥らが“石”を持つと黄色に石が輝き、雷を放てるようになった。 獣らが持つと、青白く輝き氷を纏えるようになった。 海獣らが持つと青く透明になり、水を自由に扱えるようになった。 そして人・竜が石を持つと、 赤く燃え上がり、人は火種があればその火を自由に扱えるようになり、竜は火を口から吐き出せるようになった… それから人が、持っていた全ての石を各種族に配り、各々の力を鍛えた… 暫く後に“聖戦”が起き、見事人らは勝った… そして人らは他の種族と二度と争わぬよう、各種族で住む地域を分け隔て、戦争は終結した。
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