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そんなある日
「はぁっはぁっ」
泰雅は病院を走っていた
ある場所に向かって
「っおばさん!!」
「泰雅くん!!」
そう
ある場所とは……
手術室
「おばさん!!伊吹は!!伊吹は無事なのか!!」
「……わからないわ…」
伊吹の母は泰雅を落ち着かせるために、椅子に座らせた
先程、伊吹の体の状態が急変した
そして今、緊急オペを始めたようだ
「伊吹……」
泰雅は願った
伊吹の無事を……
それから数分後
「……先生」
手術室から医師が出てきた
「先生!!伊吹は!?伊吹は無事なんですか!?」
「……残念ながら…」
「!!」
「私たちも全力を尽くしましたが……」
オペは失敗
伊吹は天へ昇っていった
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