君ノ声
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「………」 今、泰雅は伊吹の寝ていた病室のベッドの横に立っていた 「……伊吹…」 何分そうしていたのだろう 気が付けば外は夕が沈み始めていた ガラガラッ 「?」 病室の扉が開き、伊吹の母が入ってきた 「泰雅くん……これ…」 「……手紙?」 伊吹の母が泰雅に渡したのは一通の手紙 「……娘が泰雅くん宛に書いていたみたい」 そう言って伊吹の母は病室を出ていった 「………」 泰雅はそっと手紙を開いた
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