酒友からの誘い

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“pipipipipipi” 会話の声しか響いていなかった楽屋から買ってから一度も変えてない初期の着信音が、俺の着近くから鳴り響いた。 俺は急いで携帯を鞄から見つけ出し、ケータイを見た。 着信相手は後輩の伊藤蒼祠からだった。 蒼祠とは少し前に番組で共演してから、芸人仲間けん飲み友達となった。 蒼祠とは少し前にバラエティー番組で、何人かの芸人が相方を交代して漫才をするという番組で 相方として共演した事をきっかけに、よく飲みに行っていた。 また、お互い漫画好きだったり お酒好きなど共通点があることも話を盛り上げるには充分だった。
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