集え、ミミカキスト。

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目は、空を見つめ、口は、魂が抜けんばかりに開き、体中の全神経を、耳に集中させる。 時には、傷つけ、時には、涙する程の痛みを感じ、それでも、毎日のように、耳掻きに手が伸びる。 何故かって? だって、私達は、ミミカキストなのだから……… さぁ、全国のミミカキストよ。 今こそ立ち上がれ。 あなた達の癖は、万人には受け入れられない。 しかし、同志達からすれば、耳を掻く行為こそ、我々が、生きている証を見いだす瞬間だ。 さぁ、今宵も大物と出会うべく、耳掻き、綿棒、ワイヤーコイルを手にするのだ!
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