始まりの日

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学校に着いてふと、思う。 入学式準備って蒼杜廻だけ!!!??? いや、まさか… だって一学年200人はいるはずだ。 いや、だけど学校の静かさが異常だよな… 椅子並べだけかな? とか思いつつ生徒会室に向かう。 ガチャ 今日はすんなり開けれた。 目の前には長机に押し倒されてる髪の長い男と押し倒してる椿先輩…がいる。 「うわぁぁぁあぁぁあ!!!??」 と言って男は椿先輩を突き飛ばす。 「はぁ。永斗…入るときはノックをしろよ。」 と頭を打ったらしく頭を押さえながら罰の悪そうな顔をしてる… 『すいません。お邪魔しました。』 と言って後ずさったら後ろにいた人物にぶつかる。 「いたっ」 俺は慌てて振り返り 『あっ。わりぃ。えーと』 「黒金龍汰です」 と涙目になりながら龍汰が言う。 『ごめんな。大丈夫か?』 と龍汰の頭をなでてやる 龍汰は嬉しそうに笑って 「うん♪大丈夫です♪」 って言ってくれたのでこっちまでニコニコしてしまう。 そんな事をしていると… 「永斗…お前は何二人の世界を作ってるんだ。」 と明らか不機嫌な椿先輩がこっちを睨んでいる。 ちなみに押し倒されてる男は赤面しながら机に寄りかかってる… というか、蒼杜廻はかっこいいかかわいい人しかいないのか!?
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