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私はもうアキちゃんと一緒に過ごすことはできないの?
アキちゃんがいないのに戻ってきたって意味なんかない。
私たちの思い出はどうなるの?
これからの日々をどう過ごせばいいの?
わからない。
アキちゃん、私はどうすればいいの?
うつむいていると玄関の扉が開き一人の少年が息を切らして入ってきた。
アキちゃんだ。昔の姿のアキちゃん。良かったやっぱり会えた。
良かった。
涙が溢れそうになったのをぐっとこらえた。
「間に合って良かったですね」
アキちゃんの声が聞きたくなって咄嗟に言ってしまった。
アキちゃんは頷くだけですぐに行ってしまった。
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