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「君が猿の主だったんだ」
この言葉が妙に引っかかる、、、、、、、、
その言葉の意味を牛原から聞く。
牛原曰わく、
江戸時代中期、色々な悪霊が人々を困らせていた。 そこで、当時特殊な力を持つ十二人の住職を集め、その類い希なる力でこの悪霊たちを富士の山の頂に封印した。
それにより、十二人は人々から崇められ、何時しか<干支の十二人>とよばれ、一人一人、干支の生き物の称号が与えられた。
子、牛、虎、卯、辰、巳、馬、羊、猿、酉、戌、亥、、、、、、、、のように
そして、ここからが衝撃的であった!!
しかし、約三百年の月日がたち、先代達が封印した富士の山の封印は弱まりつつある。
そこで、もう一度<干支の十二人>を集わせる、、、、、、、、と、なったのだ!!
それを決めたのが、
卯の継承者、、、、、、、、卯流 公彦である。
卯流公彦は、卯狡神社の35代目となる。
何故卯かというと、その年の干支により、その干支の継承者が会議並びに干支の十二人の聴衆が出来るのである。
そして、牛原は、牛治神社の39代目である。
したがって、干支の十二人の牛の継承者である。
と、言うことは、猿空神社の36代目になろうである猿川光鬼は、猿の継承者であるのだろうか?
光鬼自身そう思っていた
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