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しかし、現実は違っていた。
より優秀な干支の十二人を選ぶため、試練の名の下、厳しい試験に受からなければならない。その試験内容は、干支それぞれ違っていて、今いる牛原は試験の合格者と言うわけだ、、、、、、、、、、、、、、、、と、ここまでの説明を話し終えた時には辺りは薄暗くなっていた。気づけば、気になっていた牛原の顔も何気なくみていた。
そしてハッとなり、ここはどこだと
牛原に聞いた。
そうすると、「おいおいそんなに急かすことはないだろ、まぁいいここは第四卯試練場だ!」と、なれた雰囲気で言った。
「か、帰る時はどうすんだ?」と、焦りながら、光鬼が言った
すかさず、「そんなのもわからねーのか?」と、言い、手を額に当てて笑い出した!「お前はどうやってここにきたんだよ」と、問いかける牛原。
「いし、、、、、、、、そうだ石だ!!!」手の中の石を見つめる!
しかし、何も起こらない。
牛原の笑い声が大きくなった
「お前マジでやってんのか?」笑いながら問う。
すると、少し恥ずかしそうに「、、、、、、、、はい」
「しかたねーな今回だけだぞ!!」どうにか猿空神社に戻れそうだ少し安堵する!!
しかし、「だけどよぉこんことすらできねーなら二度とここへは来るな!!!!」真面目な顔をし、鋭い眼差しで、光鬼を見る
光鬼はこの意味が少し分かっていた、
これができなきゃ
ここでは生きられない!!!
そう心の奥底で唱えた。
「じゃあ始めるぜ!」
「は、はいお願いします」
「まず、あんたの石を貸しな!」強めの口調の牛原
「はい」言われるがままに差し出す光鬼
すると、牛原が何かを唱え始めた
その瞬間、石は光り初めて、牛原の唱えが大きくなるにつれ、光は増していく。
そして、「次あうときまでにはこれぐらいは出来るようになってろよ」と、笑みを浮かべた。
すると、あの感覚だ!石に吸い尽くされるようにして、元の猿空神社へと戻っていた。
しかし何故、牛原は石の事を知っていたのだろうか?このときはあまりなく不思議に思わなかった。
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