1人が本棚に入れています
本棚に追加
「痛っ」
頭を抑え、痛がる光鬼
「やっと戻ってきたか」
痛がる光鬼を見下ろす父、淳一
「戻ってきた、、、、、、、、」
ハッとなる光鬼
「俺はまだ何もいってねぇーぞ」
威嚇するように怒鳴る光鬼
「おぉー怖い怖い」
おちょくるように受け流す、淳一
「何故わかった」
鋭い眼差しで淳一を睨む、光鬼
「よぉーく考えろ」
光鬼に疑問を投げかける、淳一
「石、、、、、、、、」
ボソッと口にした光鬼
「そう石だ!お前が今手に持っている石・猿岩石は、猿空神社神社当主 猿川 空海が、自らの力を閉じ込めた有り難い御石なんじゃ、それを知らずのんきに触ってしまうとは、、、、、、、、」
やれやれと言わんばかりの、淳一
「それがどうした」
話の続きが気になる光鬼
「お前がその石に触った以上正式にお前を36代目の猿空神社の当主になってもらう」冷静に衝撃的な事を口にする、淳一
「俺が36代目?嫌だ絶対に引き受けない!」住職という職を拒む光鬼
「それは仕方ない事や、もう石に触ってしまった以上、、、、、、、、もう見えるんじゃないのか、、、、、、、、」石をずっと見る、淳一
それを目で追い石を見る
すると、石からなにやら不思議な靄がでできてそれが形をなしてきた。
「人?」
最初のコメントを投稿しよう!