1人が本棚に入れています
本棚に追加
だんだん形を形成してきた
「猿?」
だいぶ形を形成し終わった頃
やっと、姿形が見えてきた
「猿、、、、、、、、!」
光鬼が驚く
普通の猿の倍はある大きな大きな猿
「貴様が36代目か、、、、、、、、頼りなさそうじゃのう」大きな猿の一声
「喋った、、、、、、、、」
あまりの衝撃的な事に後退ってしまった。「そんな驚く事は無かろうに、それより淳一あいつが今度の当主か、、、、、、、、?」
淳一をしっているようである猿
「あぁそういう訳だからよろしく頼むわ」
「頼むって何だよ!!第一に俺は36代目を継ぐなんていってねーし、この猿の世話になる筋合いもねぇ」強気の光鬼
「バカやろう!!!!!」部屋いっぱいに聞こえる淳一の声
「お前は彼処で何を学んだ!彼処では今のお前では生きられない」
“生きられない”その言葉が光鬼を決心させた
「なぁオヤジ、、、、、、、、彼処で生きるにはどうしたらいいのか教えろ!」冷静な光鬼
「修行あるのみ、、、、、、、、」
少し間をおき答える淳一
「修行ってもちょっとやそっとの修行じゃないぞい」大きな猿がいう
「あぁそうか望むところだ」
決心に漲っている光鬼
「それでは、明日から修行を始める、、、、、、、、良いな?」問いかける淳一
「あぁ、だけど勘違いするなよ、俺はさっさと干支の十二人に入ってさっさと封印をなおして、36代目なんかをやめてやる」
36代目を継ぐ事は拒む光鬼
「それでは、明日から修行を始める」
淳一はそう言うと、長い廊下を歩いていった。
光鬼は決心に満ち溢れ、猿はため息をなげる。
光鬼の選んだ道ね険しさを物語るように、、、、、、、、、、、、、、、、。
最初のコメントを投稿しよう!