~猿の主~

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錆び付いた扉をあけた。 なかにはこれでもかというほどの広い自然があった。地下とは、思えないほど空気が澄み渡り、小動物がちらほら見える。 これを言い表すものならば、 不可解、、、、、、、、。 ただそれだけである。 なぜ、、、、、、、、と、言うより なに?と、いった感じだ。 何故か眩しい。 地下なのに、、、、、、、、。 照明?いや自然な明るさだ。 よく見れば、木々が光をなしている。 どういったわけだか光鬼には、理解しがたいものであった。 いままで、暮らしてきた家の地下には、 一県は、はいるぐらい高野。まさにラピュタ 光鬼は、開いた口が塞がらなかった。 父は、慣れた感じで、中へと入っていく。50㍍ぐらい父が進んで光鬼を呼んだ。 光鬼は、恐れながらなかにはいっていった。 ここが修行場、、、、、、、、。 「ここは、第五猿試練場だ」 父が光鬼に対し、少し自慢げにいう 「ここが俺の修行場」 これから試練が待ち受けているのは、しっているが、自然と頬が緩み、笑みが零れる。 「懐かしいな~~30年ぶりぐらいか」 猿がいう。 「おい猿お前ここに来たことあるのか?」光鬼が猿の言葉に疑問をもつ 「あぁ淳一が修行したのもここ第五猿試練場なんだ」思い出深く話す。 「そっか、、、、、、、、」 周りが気になり聞き流した光鬼 「いっておくが、修行中お前を倅だとは、思わんからな」真剣そのものの目をして、光鬼に忠告する淳一 「おう!!!のぞむところだ!!!」 気合いに満ち溢れる光鬼 「まず初めの修行は、正座だ!!」 父が息子に対する口調ではなく、弟子として光鬼を扱う淳一 「正座、、、、、、、、?」 まじかよと言わんばかりの様子の光鬼 「これから先は波乱が待ってそうやの~」猿が言う。 これからの修行の結果をしっているかのように、、、、、、、、、、、、、、、、。
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