日常演舞

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[初めまして] さて、これから何を話せというのだろう? 何せ初めて会った相手 何を話せばいいかなど 検討もつかない。 《あの…》 おっ、相手から話を振ってくれた これはありがたい。 [なんでしょうか?] 《不安ってなんですか?》 ……こいつ、電波か? 馬鹿だ、ただの馬鹿。 [さぁ、人によるんじゃないかな?] 優しい人間を演じ返事を返す。 《不安なんです》 だからなんだ? と言ってやりたい。 こういう奴は相談を聞いて欲しい甘え者か、病んでるのを見せつけたい馬鹿だ。 [大丈夫ですか?] 優しい人間を演じる。 しばらく沈黙。 無駄な時間だな…落ちるかと思った。 [俺落ちますn《不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安》 ―涙歌さんが退室しました ……は? 電波も大概にしろよ と苛立ち、無駄な時間を過ごしたと腹をたて 無理やりPCをシャットダウンした。
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