初めまして幻想郷

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「お前達、新一が完全においてかれてるぞ」 多分、ポカンとしてただろう俺を見た神奈子さんは軽く一喝する。 すると諏訪子と早苗は忘れてたと、素の反応をしめしやがった。 「これからやる事は沢山あるからさっさとやるよ。 まず自己紹介からだ。 外来人、いいか?」 「あ、はい。 外来人の夢叶 新一です。 歳は18。 能力は紫さん曰く『理想を現実にする程度の能力』です。 こんな感じでいいですか?」 取り敢えず、でしゃばって自分の事をペラペラ喋るのは場違いな気がしたから一応最低限の事だけ言った。 そしたら神奈子さんは十分だと言ってくれた。 良かった。 「じゃあうちらも簡単に自己紹介をしよう。 私は神の八坂 神奈子。 『乾を創造する程度の能力』を持っている。 よろしく」 自己紹介と同時に手を出され握手を求められたので律儀に握手をする。 すると、金髪の小さい子がはいっと手を上げた。 「次は私だね。 私も同じく神の洩矢 諏訪子。 『坤を創造する程度の能力』を持ってるよ。 よろしく」 諏訪子も自己紹介が終えると握手を求めてきたので握手をする。 なるほど、諏訪子も神だから早苗は様付けなんだな。 「じゃあ最後は私ですね。 私は東風谷 早苗。 能力は『奇跡を起こす程度の能力』です。 よろしくお願いします」 同じく握手をし、お互い自己紹介を終えた。 『奇跡を起こす程度の能力』・・・・・奇跡は起きるものじゃない、起こすものだ! のフレーズが似合いそうだな。
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