初めまして幻想郷

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「コホン、えーでは新一よ。 我が家を選んでくれた事をとても感謝する。 このあとも色々とやりたい事や説明したい事もある。 だが、もう正午だ。 早苗、昼ご飯を頼む」 咳払いを1つして態度が少し変わった神奈子さん・・・・神だから様付けした方がいいのかな? まぁとにかく神奈子様は早苗に昼ご飯の準備を頼むと早苗は分かりましたと軽くお辞儀して部屋を後にした。 「では、昼ご飯が出来上がるまでちょっとした説明をしようか」 神奈子様をそう言うと胡座をかき楽な姿勢をとった。 楽な姿勢をとっても良いとバンドシグナルをその後送られたから俺も布団の上で胡座をかいた。 「えー、説明とは主に幻想郷でのルールなどを教えるだけだ」 「ルールですか?」 ルール・・・・法律のようなものだろうか。 「そうだ。 幻想郷に住むなら覚えなければならないルールがある。 それは主に弾幕ごっこの事だが」 弾幕ごっこ・・・・ごっこと可愛いらしい言葉がついているが、弾幕という言葉が不吉に聞こえてしょうがない。 だが神奈子様は俺の事を気にせず話し続ける。 「弾幕ごっこは他人との争いや余興など幅広い事に使われる。 特に前者の争いについては弾幕ごっこの敗者は勝者の言うことを従わなければならないというルールがある事を重点に覚えておいた方がいい」
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