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「では、「「「いただきます」」」」
皆席について挨拶をすると食事に手をかけた
メニューは、チャーハンに簡単なサラダという一般的なものだった。 こういう一般的なものは好きだから嬉しい。
食事中、神奈子様を初め、諏訪子と早苗の三人から幻想郷について大まかに説明してくれた。
愉快な吸血鬼姉妹が住む紅魔館、異変のエリートが住むライバル神社の博麗神社、立派な桜がある冥界の白玉楼、宇宙人名医がいる永遠亭、忌み嫌われた妖怪達が住まう世界地底などなど名前から興味がそそるような場所が多い。
ちなみにここ妖怪の山は名前どおり妖怪の巣窟で俺や早苗のような人間がいるのは珍しいらしい。
「「「ごちそうさまでした」」」
「お粗末様です」
「新一、5分後に表に出てくれ」
食事が終わり、お茶をゆっくりと飲んでいると神奈子様に言われた。
俺が好きではないワードトップ10に入るだろう修行が始まる。
とりあえず、貴重な5分間お茶を飲みながらのほほんとしてると諏訪子にジジ臭いねと言われた。
余計なお世話だ。
そして時間通り、表に出ると神奈子様が腕組みして待っていた。
「ちゃんと時間通り来たか、偉いぞ」
「別に時間ルーズな人じゃないんで」
のほほんとする事が好きだが、時間はきちんと守る方だ。
日本人として常識だよな。
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