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「これで下級レベルですか・・・・」
「そうだ」
即答された。
嘘だと信じたいが、神奈子様の表情から嘘をついているようには微塵にも感じない。
つまりこれは事実。
じゃあ、上級とかになるとどんな状態になるんだよ!?
「とりあえず、今日はここまでにするが、明日からはもっと弾幕の数を増やすぞ」
「マジすか・・・・」
どうやら俺を更にレベルアップさせたいらしい。 何で強くならなきゃ分からない。
面倒臭いけど、この流れを止める方がもっと面倒臭い。
つまり俺に残されている選択肢は明日も頑張る。 はぁー。
「神奈子様、神奈子様! スペルカードを忘れてますよ」
早苗が神奈子様の耳元でまる聞こえしてる内緒話をしていると、神奈子様は忘れてたと言った。
「新一、お前にこれを渡しておこう」
急に神奈子様に手渡されたのは真っ白なカード。 大きさは遊○王カードぐらいか。
「これはスペルカードの元だ。 この世界で暮らすなら持っていて決して損は無いはずだ」
「スペルカードの元?」
「スペルカード、まぁ私達は長いのでスペカと省略してますけど、これは簡単に言うと必殺技カードです」
「必殺技・・・・?」
早苗の説明はとても分かりやすいが必殺技とはなんだろうか?
かめ○め波とか月○天衝とかの事か?
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