ケース2

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Ameneh Bahramiさん(32)は、同じテヘラン大学に通う元恋人から顔に硫酸を浴びせられて 失明した。 イランの裁判所は、彼女が仕返しとして加害者のMajid Movahedi(27)の目にも硫酸をかける という“おぞましい報復”を認める決定を下した。 旧約聖書にある「目には目を、歯には歯を」に則ったようなこの判決は、中世の正義が今なお 支配的なイランでさえ論議が沸き起こる事態となったようだが。Amenehさんはそれでもまだ“報復”する 気持ちに変わりはないようだ。 ~記事精細を参上~ 旧約聖書にあるような見解は必ずしも悪いものであるとは私にはけして思えない。 法とは、加害者を守るためにある訳では無いのだし、自分が受けたくない危害や障害を他者に与えてはならないのだから、無責任に与えたのならそれ相応の責任が伴うのは当然だと思ってしまうのは私だけであろうか。 むしろ、目には目を、歯には歯をの観念が通ぜず、 残虐な加害者によって、肉体と精神をボロボロにされた被害者が受けた被害を加害者に対してする事に疑問をもち加害者が傷付く事を躊躇うのは明らかに違うと思ってしまう。 加害者側は、危害を与えてもある一定で法に護られている傾向がある。 それは 黙秘だったり、刑罰という結論でさえだ。例え、死刑という判決が下されようと犯罪者が被害者に与えた程の残虐さで殺害される訳では無い。 【法とは何か】 これは、何時の時代も論争を招くだろう。
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