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声が聞こえてくる。 悲鳴だ! これは仲間達の救いを求める叫びの声だ! 出来ることなら救いに行ってやりたい。 だが、奴らの数はあまりにも多過ぎる。 後方を振り向くと、二十人ほどの翼のない奴らが僕達を狩ろうと、眼に狂気を宿してながら迫ってきているのが見えた。 「奴らは狂っている」 仲間の一人が言った。
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