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たつき『何が…』
綾『……ッ!!たつき危ない!!』
ゴトン!!
綾『――ッハァ…クッ…』
たつき『綾!?』
たつきを庇い、綾は肩に傷を負う
たつき『な…何だよ!?なんで血が…一体何が起き…』
綾『たつきしゃがんで!!』
たつき『!!?』
とっさに体をしゃがめるたつき。なんとか虚の攻撃を避けることができたが、その攻撃は変わりに綾が直撃する
綾『………!!』
(…な…何…!?何がどうなってるの!?このでっかいオバケみたいなの…何?)
目の前で起こる事態に隅っこで震える織姫
(あたしの体…あんなとこにある…あたし…一体どうなっちゃったの?)
シンジャッタノ…?
頭がくらくらする…
(この鎖何だろ…?すごく…苦しい…)
心臓辺りから出ている鎖に手をかける
(…ち…ちぎっちゃいたい…)
綾『ウッ…うあ゛…っ』
ギリギリと首を締められる綾
『お前…俺が見えるんだな』
織姫『綾ちゃん…!!』
(助けなきゃ…!!)
織姫『えい!!』
虚の胸に突進し、綾の首から腕を外させる
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