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視線を絡ませ揺るぎない想いを伝えると
力強く抱きしめられた。
「マジで…怖かった。会いに行きたくても行けねぇし、連絡すらまともに出来ない俺なんて、フラレて当たり前なんだろうなって、ずっと思ってた…」
「ヒチョル、私の事好き?」
「…、ああ」
「ああじゃなくて!ちゃんと言って!」
「……」
「はーやーくー」
そう、何を隠そう
「好き」や「愛してる」
など、全く言ってくれないキム・ヒチョル
こんな時は言って欲しいものだ。
私は抱きしめられたまま、ヒチョルの髪を触りながらただ答えを待っている。
「…あ~!!!めんどくせぇ!!!!」
「それは私がめんどくさいって?」
「ちげぇよ!!
自分のお高いプライドが邪魔してめんどくせぇの!!!」
ちょっとちょっと
かわいい。←
髪をわしゃわしゃしてはにかむ姿が
自分のためだと思うと胸が熱くなる
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