7人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
12月21日
私の16歳の誕生日。
「うん。ありがとう、パパ、ママ。」
――本当に大丈夫?もう、ついたの?
「うん。大丈夫、ついたよ?ちゃんとね。」
――なら良かった!ちゃんと、ご飯食べてね?頼はすぐ貧血で倒れるんだからね?
「はいはい。わかってる、ちゃんと食べる!…じゃあ、またね。」
――ええ、また来週に電話するわね。愛してるわ。
「ありがとう、私も愛してる。じゃあね。」
話し終えた私は、ベッドに受話器を投げる。
「はぁ~、眠れない。…また、怖い夢をみちゃいそぉ。」
今は、12時48分。
パパとママからの電話があったのは、12月22日になりたて。
「もう遅いし…。」
寝転んでいるベッドの枕元には家族との写真がばらまかれている。
私は、両親と住んでいた京都から東京に1人暮らしをした。
でも、ここにくるまでにはとても苦労した。
1人暮らしの条件として私は、中学で 中間・期末・課題 のテストでいつも500点以上をキープし続けて卒業、とゆう難題をもらった。
最初のコメントを投稿しよう!