:・第1章・:

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12月21日 私の16歳の誕生日。 「うん。ありがとう、パパ、ママ。」 ――本当に大丈夫?もう、ついたの? 「うん。大丈夫、ついたよ?ちゃんとね。」 ――なら良かった!ちゃんと、ご飯食べてね?頼はすぐ貧血で倒れるんだからね? 「はいはい。わかってる、ちゃんと食べる!…じゃあ、またね。」 ――ええ、また来週に電話するわね。愛してるわ。 「ありがとう、私も愛してる。じゃあね。」 話し終えた私は、ベッドに受話器を投げる。 「はぁ~、眠れない。…また、怖い夢をみちゃいそぉ。」 今は、12時48分。 パパとママからの電話があったのは、12月22日になりたて。 「もう遅いし…。」 寝転んでいるベッドの枕元には家族との写真がばらまかれている。 私は、両親と住んでいた京都から東京に1人暮らしをした。 でも、ここにくるまでにはとても苦労した。 1人暮らしの条件として私は、中学で 中間・期末・課題 のテストでいつも500点以上をキープし続けて卒業、とゆう難題をもらった。              
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