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君と言う鎖
君が私の側から
居なくなって四年
君は私にとって
何よりも
かけがえのない人でした
君が私の側から
居なくなってから
毎日君を想い
たくさん涙を流し
毎日君に会いたいと
願い眠りにつく
それでも君は
帰ってこなくて
また毎日泣く日が
続いて会いたいと
願い日々を過ごしていた
優しく撫でてくれた手
優しく話し掛けてくれた声
優しく包んでくれた腕
優しく安心出来た笑顔
もう、モノクロに
なりました…
もう、優しい手も
もう、優しい声も
もう、優しい腕も
もう、優しい笑顔も
思い出せないの
私が愛した君は
色あせていく
初めて君とのデート
わざと遠回りして
目的地に行ったりしたね
その時に君から
強引なキス恥ずかしくて
顔をそらしたそんな私を
君は笑いながら手を
優しく握ってくれたよね
そして夜になると
必ず電話がかかってきて
君はいつも
「寂しがってないか?」
と笑いながら言ってくる
君に私は「寂しくない!」
って言い返してたね?
それから会えない日々が
続いてて街中で
久しぶりに会った君
隣に居る女性(ヒト)は誰?
問い詰める私と俯く君
そして俯いてた君が言った
「他に好きな人が出来た」
「幸せに出来なくてごめん」
離れて行く君の背中
追い掛けたいのに
追い掛けられない
何故?何故?
こんなにもまだ
好きなのに
君が忘れられない
居なくなって
四年も立つのに
まだ…まだ…
君が思い出にならない
最後に見せた君の
優しさにまだ期待
してる私が居る
もう…もう…
君は居ないのに
私はまだ君と言う
鎖に縛られて
まだ君を探してる…
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