転生??しちゃいました

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ある日の昼下がり。 俺、斎藤一は家に帰るため、林の中を歩いていた。 凄くね? 実は俺の家って、代々斎藤一の名を語ってんだよね。 なんか欲わかんないけど、斎藤一の子孫らしいんだwww ま、俺の父親は一じゃ無いけどね? だって、婿養子だもんwww とまぁそんなことは置いといて、なんで俺の家が林の中なのかを教えようww 確かに俺の家は斎藤一の子孫の家だが、どうやら、家を追い出されたらしい。 だから、子孫という証拠が無い。変わりに、代々斎藤一の名を継ぐようにしているらしい。 と、そんなこと言ってると、いつの間にか家についた。 「ただいまぁ」 「お帰りなさい。一」 「あぁ。来てたんだ、兄さん」 俺を出迎えたのは、本家の従兄弟。 こいつも、斎藤一だ。 「あれ?母さん達は?」 「会議中」 「またか・・・」 何時も暇だよな。母さん達は。 「俺、出掛けて来る」 「あんまり遅く・・・ってか、黄昏れ時と丑三つ時は、森に近づくなよ??」 「五月蝿いっての!それくらい分かってるし!!」 俺は町に出てブラブラした。 本屋とか、本屋とか、アニメイトとか・・・ で、気付くといつの間にか、辺りは真っ暗だった。 「やべっ・・・今、何時だ?」 俺は走って帰路に着いた。 そして、近道をしようと、何時もの山道ではなく、家まで直線の獣道を通った。 今が、丑三つ時であることも知らずに・・・ そして俺は、家には戻らなかった。
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