負の遺産

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22世紀中期地球 21世紀中期には無くなっているはずの化石燃料の掘削も未だに続いている。 温暖化もほぼ横ばい 人口は250億を超え計算上では破綻すべき世界 21世紀終盤、地球連合政府樹立により、国々のラインは消え去り、22世紀に入り先端技術革命が起こった今、足は火星の外迄、届こうとしている。 火星と木星の間には技術の象徴である直径3キロにおよぶ巨大な重力発生型ステーション「グラビティリング」建造が35年前に着手され20億近い優秀な人々は宇宙で暮らしている 完成まで後7年 大地に暮らす地球人はあまりにも早過ぎる危険な進化の象徴と揶揄している そして地球人はまだ殺し合いを続けていた
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