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ようやく口元の感覚が戻り口元にあるはずのストローに短く息を吹きかけると眩しい光が俺を照らした
すると天井に取り付けてある顔認証システムが俺の目を捉えた
生きて見た空は
機械の目が俺を見つめていた
瞼を2回クリックした
ややすると美形の女性型ナース型ロボットが部屋に入ってきた
腰から下半分はベッドサイドに近づくと視界に入らないので安定性重視の医療ワゴンだ。
そのギャップが笑える。
「ラミレス担当医と交信中です。承認後、神経修復ナノマシンを注入します」と甘い声でほざいた。
3分程経ってホロ映像のラミレスが目の前に現れた。
「やぁランドニック、風呂に入っていたので遅くなったね、また損傷部位の神経拒否反応が出ている様だね」その問いに「早いところ繋いでくれ死ぬ事も出来ない」そうあの夢は、俺が肉体的な死を迎えた記憶やだった。
ナノマシンが注入され、また意識が薄れきた
もう何度目なのか今がいつ何時なのか
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