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ギンコは、数日間マーヤのゴチソウを食べてないため、老化が始まり体も重く、正体不明の悪霊との対決なぞとても無理です。
なんとしても、マーヤのゴチソウを食べて、若返り戦闘力を回復しないとこのままでは、二人とも無事では済みそうにありません。
ギンコは、マーヤの脚元に落ちていたツマヨウジを手にすると、身構えて「エイッ」という気合とともに、マーヤのお尻にプッスリと突き刺しました。
突然、お尻のアソコに激痛が走り、そのショックで
「プッ、プス~~~ プッ・・」
突然の衝撃に興奮したマーヤのスカっペ(オナラ)があたりに充満しはじめます。
それとともに、ギンコの顔つきが苦渋の顔から快楽の顔に変化して、老化しつつあった顔つきや体がどんどん若返ってゆきました。
「ふー、これで元気100倍!」
ツマヨウジを手にしたギンコは、一気に飛びあがりマーヤの後ろの部屋の隅に突進しました。
ところが、正体不明の悪霊の気配は、天井を突き破ったかと思うと姿が掻き消えてしまいました。
ギンコは、窓の隙間から外に飛び出し、周囲を捜索しましたが、触覚での周辺の気配や磁気変動調査にも反応はナシ。もう逃げ去ったあとでした。
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