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たすくが考えている中、周りの人達は悶々と悶えていた。
「(会長さんエロいわ!!//)」
「(本人は無自覚か…)」
「(神くんエロかわいー//)」
「「「「(神宮様の泣き顔!!////)」」」」
ついには刺激が強すぎて鼻血を出す者まで現れた。
それもそのはず
たすくは自覚がないが
艶のあるしなやかな黒髪に高い鼻、漆黒の瞳に滲む涙にピンクに染まった頬、相手を欲情させてしまう真っ赤でぷっくりとした妖艶なる唇
いつもは気品を漂わせるたすくだが今はフェロモン駄々漏れのエロチックな会長と成り上がっている
つまり、タチに狙われやすくなってしまったと言うわけで
「おい、もう行っていいか?」
考えることを諦めたたすくはそう言ってさっさと行ってしまった。
「待てたすく」
その後を追って晴明が行ってしまう。
残された二人と男一人は立ち尽くすだけだった。
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