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扉を開くと晴明がいた。
俺は取り敢えず中に入るよう促す。
晴明が来るなんて珍しい
そもそもこの部屋を訪ねる人なんていないけどね…
ソファーに座らせて、俺も向かい側に座る。
途端に晴明は話を切り出した。
「最近、この近くで不審者が彷徨いていると、生徒達が騒いでいる。怖がっている生徒もいるから捕まえないか？」
「勿論だ」
生徒第一!!
でもちょっぴり怖いんだよね…
せめて生徒会顧問の日多義先生に伝えとこうかな
「では目撃者が多い8時に集合しよう。桜井や美咲に伝えておく」
「あぁ、分かった。よろしくな」
話が纏まると晴明はさっさと部屋から出ていってしまう。
本当だったらもっとお話したい
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