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当たり前やんけ。
まぁ稔麿にやったら教えてやらんでもないけど…。
「あ、この金平糖美味しいね」
まっったく、興味あらへんらしいわ。
てか、なんで私の金平糖食べとるんやっ!?
「返してや!」
「いいじゃない」
「あかん。私が貰ったから私のもんや」
「輝生ちゃんのものは僕のもの」
「何処のガキ大将や!」
あーあ…五つも食べられた…。
私は少し軽くなった金平糖の袋を見ながら、恨めしげに稔麿の着物を引っ張った。
「また買ってあげるから」
「うー…」
「はっ!金平糖ごときで!」
鼻で笑う晋作。
……そんなん言っとってええんか?こいつ。
「…今日金平糖の夢見とったくせに!!」
「なっ!?」
私が勝ち誇ったように晋作を見ると、晋作は耳真っ赤にしとる。
ふん、ざまぁみろっ!
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