ある満月の日に…

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そんな感じで今日も我が家に帰ってきた。 「バイバイ、鈴ちゃんまた明日迎えに行くから♪」 美那は俺の方に小さく手を振って我が家の隣の家に入っていった。 美那と別れ自分の部屋で着替えを済ませてリビングで晩御飯の準備を始める。 俺の家には親が居ない… 正確に言えば俺が小さい頃に他界したらしい… まぁ、そんな理由で小さい頃から一人で暮らしているから晩御飯なんて余裕で出来る。 今日は簡単にオムライスにでもするか。 「げっケチャップ切れてる」 「しゃあねぇ、買い物に行くか・・・・・・」 別にオムライスがそこまで食べたい訳じゃないがちょうど冷蔵庫の中が真冬を迎えていたので補充もかねて買い物に行くだけだ。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 今、俺は家から一番近いショッピングセンターに来ている。 「これくらいでいいかな・・・・・・帰ろ・・・」 一番近いと言っても我が家やからは徒歩25分はかかる。 そのショッピングセンターで一週分の食料を確認し買って今まさに帰ろうとしている所だ。
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