ある満月の日に…

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近づいて見ると、そこには・・・ 真っ白なワンピースを身に纏った女の子がいた。 何で女の子かって分かるかって? そんなことは、簡単だワンピースを着ている男なんていない。 いるかもしれないが、俺は見たことが無いから居ないと判断する、ただそれだけだ。 その女の子は、なにやら四つん這いになり、まるで 猫が人に見つかった時に一時停止するような 体制をしながら草むらの方をじっと見ていた。 そして、猫みたいな体制の女の子は、可愛らしい声で一言『にゃ~』と鳴いた。 その声は、可愛らしく綺麗な声だった。 その鳴き声を聞いた、俺はその子の声の虜になってしまった。
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