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「モルファ、どうしよう」
『なるようになるわ』
次の日、静かな城の中で二人は今後どうなるのかと話し合った。
モルファは城に居着く事にし、アーサーは流れのまま国王としてファルクスを治める事になってしまった。
『貴方があの屋敷に来たのもこうなる運命だったのよ』
「山あり谷ありも度が過ぎると心臓に悪いよ」
『私は良い場所につけて、女神にまでなって良いことづくめだけど』
「女神の姿を知ったら国民はさぞがっかりするだろうね」
『口の減らない坊やだこと!』
こうして、ファルクスの国には、新しい王と女神が生まれたのである。
ファルクスの国はこの後数百年もの間、女神モルファのもとに幸せで穏やかな、そして国中どこもきれいな日々を送る事になりましたとさ。
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