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「えっと……、どんな風にですか？」
ステラが恐る恐る尋ねると、ゼロが腕組みをして答えた。
「反省文100枚と、半年間毎日の補習だ。
休みの日も関係なくな。
地獄だからやめておけ」
ゼロは相変わらず無表情で淡々と言ったが、それがかえって２人の恐怖心を煽る。
｢｢絶対にサボりません！｣｣
アレスとステラは声を揃えて宣言するのを見て、カレルはニヤニヤしながら頷いて、胸ポケットから名刺のようなカードを取り出して２人に渡した。
「これなんですか？」
ステラはそう尋ね、手渡されたカードに視線を落とす。
そのカードには
『カレル＝ラーズバート
学籍番号094081
銃火器科
火属性』
と記されていた。
「これはＩＤカードだ。
入学式の後で渡される学生手帳にデータを登録すれば、簡単に連絡を取れるようになる」
ゼロがそう説明して、ゼロのＩＤカードを同じように２人に手渡してきた。
ゼロのＩＤカードには
『ゼロ＝リンケンス
学籍番号091017
刀剣科
風属性』
と記されている。
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