第一章
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「何もしてないよ。ちょっとコンビニに寄っただけだよ」 僕は素直にいきさつを話した。 「あー、分かった。お兄ちゃん、あのコンビニの店員さんに恋したんだね」 妹は僕をおちょくった。 「ち、違うよ。」 僕は否定したが、妹に見透かされてしまった。 「お兄ちゃん、顔が赤いよ。」 もう言い逃れは出来ないと確信した僕は全てを話した。
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